代表挨拶
弊社代表のご紹介
ごあいさつ
私は、1970年、千葉は幕張(山側)に生まれ育ち、現在は千葉県市原市(県のヘソ)に生活及び事業の拠点を置き、私を育ててくれた千葉の発展の為に、そして千葉発日本全国そして世界を目指す意志ある企業家の為に、草の根コンサルティング活動を行っております。
バブル崩壊後の90年代初め、就職氷河期にもまれながらも私は社会人生活を金融機関でスタートさせることになりました。銀行マンとして生きていく覚悟を持って汗を流していましたが、バブル崩壊後の失われた10年での経済状況は世の中のルールを一変させるものでした。金融ビックバンを推し進めた当時の政権下、それまで潰れる筈が無いとされていた金融業界でしたが、山一證券やたくぎんを始めとした大手から中小金融機関に至るまでが倒れ始め、その流れに沿うかの様に私が所属していた銀行も無くなりました。
私は、銀行が無くなってしまった時、融資先や集金先での色々な場面でお世話になった方々の顔が目に浮かびました。当時若造だった私を自分の子供の様に可愛がって下さり、定期預金を預けて頂いたり、時には融資を申し込んで頂いた叩き上げ社長。いつも集金に伺うと茶菓子を用意して待っていてくれたお婆ちゃん。マイホーム購入で住宅ローンの手続き途中だったご夫婦等々。自分の事を信じてくれて取引を始めて下さった方々を想像すると、間接的ではあれど裏切ってしまったという強い罪悪感に駆られました。
併せて、追い打ちをかける様に漏れ聞こえて来た事実が更に心を痛めました。兼ねてから銀行とは“一行取引”のスタンスで経営を続け、この銀行破綻のタイミングで決済資金の借入申込をしていた融資先企業の数社が、不渡手形を出し事実上倒産したことを知らされたのです。
どうやら別の金融機関に掛け合うと同情はされるもののその金融機関からは純新規の借り入れを受けることは叶わなかったとのこと。
当時“一行取引”の顧客というのは、”会社を始めた時にあんたの銀行にはお世話になったから、あんたのところ以外とは付き合わないよ”と、叩き上げ社長の一本気の表れと言いますか、そんな社長の気持ちもありがたく良好な関係を築いていたことは事実でした。一方銀行側からすれば対抗馬が存在しないので他行へ貸付を肩代わりされることはまず無く、銀行が示した条件を言い値で押し通せる等、銀行からすると大変ありがたい存在でした。こういった関係性は銀行が絶対につぶれる筈がないと言われていた時代では、確かにお互い良好な関係を築きながら、実際の会社経営を揺るがす程の状況には直結することが無かったのかもしれません。
しかしもはや銀行がつぶれる時代。当時信じてくれた方々を銀行が潰れることによって裏切ってしまった、という思いも手伝って、次こそは“直接的にお役に立ちたい”と考える様になるまでさほど時間を要しませんでした。つまり金融機関の様なお金を介して社会に貢献する立場ではなく、直接貢献できる役割とはどんな立場なのか。
結果、私はこれまで銀行で身につけて来たことを駆使し、「身を守る為の銀行との付き合い方」「残るべき会社がしっかりと残っていくこと」を伝えていけるようなコンサルタントになることを志し、間もなく縁あって大手経営コンサルタント会社に身を置き高度なコンサルティング手法や研修運営など貴重な学びを得る機会に恵まれることになります。
その後、大きな事業体だけではなくより小規模の事業者へのサポートにも対応できるステージとして、約15年間会計事務所業界で経営サポート分野の専門スタッフとして経験を積み、2014年6月自社独立するに至りました。今では、千葉県内の”廃業阻止”や”後継者へのスムーズな引き継ぎ”をサポートする県の相談窓口で事業承継プロジェクトマネージャーとして役割も担っています。
私の思いは、弊社の「経営理念」と「事業の目的」「行動指針」で表現しております。
思い*経営理念*事業目的*行動指針
「思い」
テイクハーツ【take hearts】語意:勇気づける、元気を取り戻す
【未来会計法人 テイクハーツ マネジメント 経営理念】
自利利他の心を持って、
世界中の企業と人々に勇気と元気を与える
未来に向けた永続成長支援を行います。
【事業の目的】
人々の目標達成を促し、企業の黒字最大化・資金繰り最善化で
永続成長して頂くこと。
【行動指針】
戦略会計と目標達成を切り口として、経営管理強化と幹部育成を
行い、経営課題解決力を持った社外重役の立場で活動する。
弊社の「思い」でもある、私の「思い」は、社会に出る前に続けてきたスポーツの世界で芽を出し、その後社会に出てからの様々な場面における経験で醸成されたことが表現されています。
これまでを通じて普遍のことは、これまでの人生、“相手を勇気付け”、“人に元気づけられ”生きて来たという事実です。決して独りで生きて来たのではない感謝の思いです。その感謝をこれまで自身が培ってきた経験や身につけたことを介して、世の中に返していこうとする思いです。これからも必要とされる人間になるべく更なる研鑽を続けながら、必要とされる限り生涯汗を流し続けていこうと思います。
代表プロフィール概略
神谷 武【かみやたけし】
◎1970年1月26日 千葉県生まれ О型
千葉市幕張(山側)で育ち、現在、市原市(県のヘソ)に在住及び事業所拠点。
千葉市立幕張東小、幕張中、千葉県立磯辺高、國學院大學法学部卒
趣味:ラジオ体操指導(ラジオ体操公認指導員です。全国ラジオ体操連盟から認定されており、夏は毎朝、地域子供達の模範演技に汗を流しています。)
◎経歴
1994年 ㈱東京相和銀行に入行(現 東京スター銀行)
茂原支店(貸付・預金・出納等)、本所、中野、梅島支店(新規開拓チーム)
千葉支店(渉外業務)
1999年 ㈱タナベ経営東京本部(東京都渋谷区恵比寿)に入社
人材教育部門、財務コンサル部門にて活動
2000年~2014年(15年間会計業界に従事)
①2000年 原田公認会計士事務所(東京都渋谷区道玄坂)に入所
税務全般、月次・決算業務
②2003年 大久保会計事務所(東京都荒川区町屋)に入所
経営サポート業務(MAS監査事業部・部長)、税務全般
③2009年 会計事務所グループ子会社 ㈱OKマスパワーソリューション(荒川区日暮里)代表取締役就任
2014年6月 未来会計法人 テイクハーツ・マネジメント 株式会社 設立
千葉県をエリアとして、戦略経営・融資・目標達成・事業承継の支援活動開始
2014年11月 経済産業省より「経営革新等支援機関」に認定、LLPアライアンスコンサルティングのメンバーとして経営改善計画策定支援開始(金融機関からの案件対応)。
2015年6月~1年間、リスクマネジメント習得の為、損保ジャパン日本興亜のトータルアドバイザースタッフとしても活動。同時スタートのスタッフ中、契約高全国トップ成績を記録。
2019年4月~ 公益財団法人 千葉県産業振興センターにて、事業承継専門のプロジェクトマネージャーとして委嘱。後継者問題について県の相談窓口を担う。
◎参画団体
事業承継協会千葉支部(副支部長)、市原商工会議所/市原青年経済人交流会(監事)、
銚子商工会議所、千葉県中小企業家同友会市原支部、東京中小企業家同友会大田支部(幹事)、
公益社団法人 全日本学生スキー連盟(理事 財務部長 内閣府担当)、國學院大學スキー部監督、雪友会(OB会)幹事長
◎業務資格
事業承継士/事業承継プランナー(一般社団法人事業承継協会)、認定キャッシュフローコーチ(日本キャッシュフローコーチ協会)、
原田メソッド認定パートナー(原田隆史教育研究所)、経営財務コンサルタント認定(日本会計コンサルタント協会)、
SP融資コンサルタント(一般社団法人融資コンサルタント協会)、MAS監査プランナー認定(あんしん経営をサポートする会)