あなたのお悩みもこれ?
あなたはこんなことでお悩みではありませんか?
- 事業の承継は気になるが、今の経営状態に目途が立たないととても後継者に引き継ぐことなど考えられない
- 過去の業況と今は違うので毎月の約定弁済額が大きく、いつもキャッシュフローが苦しい
- 事業継続に漠然とした不安がある
- 相続が”争族”になりやしないか心配
- 事業の承継について今から準備できることはあるの?
- 後継者が決まらない
一つでも当てはまるなら、お気軽にご相談ください。
”計画経営、資金調達・金融調整、事業の承継”のエキスパートが丁寧に、分かりやすく対応いたします。
事業の承継って何?全ての経営者が気付かなければならないこと
自社の事業承継を考える時、単なる後継者問題と漠然と捉えている経営者が少なくありません。
御社は将来どなたに引き継ぐお考えですか?と質問した場合、
社内にご子息がいる場合は、
「多分息子がやってくれると思う」と口にする方。
又ご子息がいない場合は、
「うちの右腕が受け継いでくれるはずだ」と話す方。
又は「自分が目の黒い内は出来る所まで自分自身で会社をやっていくつもりだから、事業の承継などうちには関係ない!」と事業承継について正面から向き合わない方、
と様々です。
こういったそれぞれの経営者の回答から見える”気がかりな点”として、
”イメージしている方が本当に引き継いでくれますか?”という点、”自分が頑張り続けることと裏腹な事実に気付いていますか?”という点をまずは認識しなければなりません。
つまり言い換えれば、
前者は⓵後継者候補とのコミュニケーション、という点、後者は⓶まわりの利害関係者から”事業の継続性”に対する疑問の眼の存在という点です。この2点を正面から認識しなければなりません。
⓵「後継者とのコミュニケーション」を突破して見えてくること
「後継者候補の方といずれ事業を任せるということについてお話したことありますか?」
と尋ねると、話していない方がなんと多い事か。社長が後継者候補としてイメージするご子息や生え抜き社員と面と向かって話したことが無いというのです。
理由は、
「多分大丈夫だから特に確認もしてこなかった」という方が殆ど。
中には「何と言われてしまうかが怖い」という方も。
ざっくばらんにでも話題に出しておいた方が良いですよ。と告げて1週間も経たない内に電話が…
社長「神谷さん、大変大変!会社にいる息子がさぁ、社長はやりたくないんだって!」と予想した通りの事態。
社長をやりたくない理由として、
「子供の頃から見て来た親父と同じ苦労をしたくない」
「債務を引き継ぐことはもっぱら御免」
「自分の事をおむつをしている頃から知っている親父についてきたベテラン社員達を束ねる自信が無い」等々…
後継者とのコミュニケーションを突破すると課題が見えてきます。
「会社運営への魅力」「存在する債務の整理」「後継者の回りを固めるスタッフづくり」
⓶「まわりの利害関係者から”事業の継続性”に対する疑問の眼」の存在をご存知ですか
一方で、大事な現実を知っておかねばなりません。
2011年に発生した東日本大震災。あの出来事の直後、東北地方に点在していた工場が全て機能不能となり、サプライチェーンの分断による物流の停止が発生、例えば自動車生産がストップしてしまったことは記憶に新しいと思います。
そして、時が過ぎ現在では、後継者不在から発生するサプライチェーン分断リスクを大手企業は考え始め、既に下請け・孫請け業者に対して「後継者対策に対するアンケート」なるものを活用し取引業者を色分け。今後仕事を出していくかどうかの判断材料に使っている現実です。
つまり、
後継者を誰にするか決まっているか否か?
事業の承継について真剣に考えているか否か?
について、近い将来答えを出していない企業は、これまで当たり前にあった仕事すら流れて来なくなるのです。
事業の承継を見据えた経営をスタートする為には
まずは、事業承継は例にもれず自社の問題でもある、と認識することです。
次に、事業承継の壁となるものを取り払う環境と方法と備えているかどうかを検証する必要があります。
◎後継者候補に事業を引き継ぐ意志を持ってもらう為に見えて来るポイントは…
「子供の頃から見て来た親父と同じ苦労はしたくない」 ⇒ 『自社を運営することの魅力づくり』
「債務を引き継ぐことはもっぱら御免」 ⇒ 『現在の債務を軽くしていく』
「自分の事をおむつをしている頃から知っている親父についてきたベテラン社員達を束ねる自信が無い」 ⇒ 『後継者に目線を置いた”計画的なスタッフ採用”と”引き継ぎに向けた戦略”』
⇩
◎そして、見えて来たポイントをフォローする具体的方法は…
『自社を運営することの魅力づくり』
= 経営改善、売上アップ対策、利益創出、未来を表現する計画経営、創業精神の再認識、企業理念とビジョンづくり ⇒ 未来会計
『現在の債務を軽くしていく』
= 金融機関を協力者として債務を見直す「金融調整」、新展開の為の新たな「資金調達」 ⇒ 資金繰り対策・資金調達・金融調整
『後継者に目線を置いた”計画的なスタッフ採用”と引き継ぎに向けた戦略”』
= 数年かけた採用活動、人事戦略、計画的な退職計画 ⇒ 未来会計、事業承継計画の伴走者設定
◎つまり、以下の機能を社内環境として備えておくことが重要です。
「未来会計」、「資金繰り改善・資金調達・金融調整」、「事業承継計画の伴走者設定」
◎この機能を備えて着手する順番は、即効性且つ実現性の視野から、
「資金繰り改善・資金調達・金融調整」
⇩
「未来会計」
⇩
「事業承継専門家による事業承継計画の伴奏」
足元の経営改善に即効性・実現性がある「資金繰り改善・資金調達・金融調整」
失敗しない”金融機関との関係性”を実現する為には
まずは、御社の事業承継の協力者の一つになる金融機関選びはとても重要です。
中小企業が金融機関に求めるのは、「面倒見が良く、いざというとき支援してくれること」。
そこで中小企業が選ぶべきは、「地域密着型金融機関」。
次に考えることは、「誰と仲良くなっておくべきなのか」。
金融機関の支店で御社の融資に関わっているのは、「担当者」「渉外担当役席」「貸付担当役席」「支店長」の4名です
その中でも「貸付担当役席」が融資案件のキーマンです。
仲良くなるべき人に、普段から時間をかけて伝えていくべきことはどんな情報でしょうか。
金融機関の担当者は、取引企業の実態を把握しようとします。
1.企業プロフィール
2.業務フロー
3.将来性
4.財務状況
5.経営者の資質
これら5つのポイントを体系立てた情報として企業側から積極的に提供することで、「ぜひ融資したい企業」として評価してもらえる様になります。